2013年1月30日水曜日

「みんな 生きなければならない」 関 久雄 1/29/2013 投稿

 

                                


死の 灰は

あなたにも わたしにも 

等しく 降る 


大切な人の 肺の中 きらいな人の髪の毛に

そっと 死の灰は 入り込む


お父さんが 小さい頃

放射能は 死の灰って 呼ばれてた

雨にぬれたら ハゲになるって 言われてた

死の においのする 放射能


これは 昔話 じゃないんだよ

ベラルーシの 病院に横たわる

青白い 子どもたちのすがたは

28年後の フクシマの未来 

それを お前の未来にしたくはない


死の灰は

1ミリシーベルトを 恐れる人の子どもにも

20ミリシーベルトを 気にせぬ人の子どもにも

等しく  降る  降る  降る


ああ  そったに 原発 ほしいなら

おめさんの 街さ 建てたらいいべしさ

東京さ こせえたら いいべしさ

わざわざ アオモリの原発から 

電気 運ぶごど ねえべしさ


原発事故の ありがたさは

誰もが ヒバクすることを 

愛しい いのちの あることを

みんなに おしえてくれたこと




だれもが 気づかなければ ならない




みんな 生きなければ ならない
 
関 久雄    2013.1.29

2013年1月27日日曜日

ふるさと

2013.01.20 Sunday   
 

「ふるさと」




17日に新潟のNHKテレビで、佐渡の保養センター「へっついの家」に
保養と家直しにきていた福島の中学生M君の放送がありました。
新潟の放送なのでまだ見ていませんが、佐渡の仲間からはとっても良かったとの
コメントをもらいました。

放射能から身を守るための保養にきているという紹介だったので、
少しは福島の状況は伝わったかもしれません。

佐渡の「へっついの家」は築100年の古民家で、五右衛門風呂やかまどなど
なつかしいふるさとの匂いがする家です。
そんなことを思い「ふるさと」という詩にしてみました。
良かったらお読みください。
ふるさと
 

ふるさと    2013.1.18


おとうさんは 岩手の 平舘

小学校が 前にある

おかあさんは 横浜の
細谷戸 県営住宅で 
近くに 米軍基地がある

兄ちゃんたちは 引っ越して
今じゃ 二本松がふるさとだ

避難した先 米沢は
おまえの ふるさとになるだろか


ふるさとには戻れない 
だから ください 仮のまち


押し寄せる 原発難民の群に
避難者は出て行け の 落書き
壊された 高級車の窓ガラス
分 相応にしろよ ひとり10万も もらってよお


何があったか 知らないが
何を恐るか 知らないが
いかる相手がちがうだろ


わたしにとって ふるさとは 
あったかな まなざしと
ささえる 仲間のいるところ

マスクをはずして
思いっきり 空気が吸えるとこ


わたしにとって ふるさとは
懐かしい未来に つくるとこ







 http://jhony-message.jugem.jp/?eid= より転載

2013年1月24日木曜日

「双葉町は永遠に」

 

事故に負けない


         
原発事故で負けるということは、今のまま、何もしないことである。

 双葉町民には負けてほしくない。勝ってそれぞれ生き抜いてもらいたい。


今はそれぞれの地に離れて住もうとも、

廃炉が完了して故郷から放射能の危険が去り、

自然と共生出来るようになったら再結集しよう。



 我が子どもたちへ、この悔しさを忘れることなく、

何としても生き抜いて何倍も幸せな双葉町を再建していただきたい。

そのためにも負けないで学び、求められる人になれ。世界の雄になってもらいたい。




平成25年1月23日
   
    双葉町長 井戸川 克隆

「双葉町は永遠に」より


http://www.town.futaba.fukushima.jp/message/20130123.html/

2013年1月4日金曜日

A Message from a Fukushima Mother

 By Sachiko Sato



“Please do not repeat the tragedy of Fukushima!

After Three Mile Island and Chernobyl, people used to say that such an accident would
not happen in Fukushima. But it happened.


If we do not stop nuclear power, another accident will definitely happen again.
And if another accident happens, children will be the first victims.
My children and I are suffering.

We cannot live in our house, which we love.

We live everyday with fear that we may get ill one day.

It is heart breaking to see children who can no longer laugh from their heart since 3.11.

Do not victimize children simply because you want to generate power.

For whom is economic development, if children must be its victims?

Let Fukushima be the last one to suffer from such a tragedy.

Aren’t children the treasure of any country?

Is it not the minimum responsibility of adults to protect the children?

If we cannot protect our children, there is no meaning for us adults to exist.

We do not need nuclear reactors anywhere on this planet.

Because everywhere on the earth, there are children living.

Let us all protect the children of the world.




福島で起こった悲劇を二度と繰り返さないで!

スリーマイル、チェルノブイリの後、
日本では絶対起こらないと言っていた原発が事故を起こしました。

原発を止めなければ、必ず事故は起こります。

事故が起これば、子供たちが一番の被害者になります。

私の子供も、今本当に苦しんでいます。

大好きな自分の家に住めないのです。

いつ病気になるかと不安を抱えて生活しています。

3.11後、心から笑うことが出来ない子供を見ているのは、本当に辛いことす。

たかが、電気を起こすだけのことで、子供を犠牲にしないでください。

子供を犠牲にしてまで、守りたい経済って、誰のためにあるのですか?

こんな悲惨なことは、フクシマで終わりにしてください。

国の宝物は、子供でしょう。

子供のいのちを守るのが、大人としての最低の務めでしょう。

それが出来ない大人なら、存在する意味がありません。

原発は、地球上どこにもいらないのです。

地球上どこにでも、子供たちが住んでいるからです。

みんなで、世界中の子供を守りましょう!



福島の母親から メッセージ 

佐藤幸子 
Fukushima Network For Saving Children From Radiation

2013年1月1日火曜日

Sorry, it's not about Fuukushima.

73 children need further work-up,

according to cardiac examination in 24 schools in Toride, Ibaraki prefecture

東京新聞20110725












保護者ら100人 校庭除染 取手市 
Taken Picutre in Toride city, Ibaraki prefecture

December 25, three Japanese citizen groups announced cardiac examinations that took place in 2012 in 24 schools in Toride City Ibaraki Prefecture. The results revealed a sharp increase in the number of children getting the diagnosis “a work-up examination is required”, compared to 2011.
 by World Network for Saving Children from Radiation